尺楮(読み)セキチョ

デジタル大辞泉 「尺楮」の意味・読み・例文・類語

せき‐ちょ【×楮】

ちょっとした手紙寸楮

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「尺楮」の意味・読み・例文・類語

せき‐ちょ【尺楮】

〘名〙 (「楮」は「こうぞ」で、紙の原料) 手紙。尺書尺素尺牘(せきとく)
※羅山先生文集(1662)四・示栗山氏「欲謝辞短而意長奈尺楮有一レ限哉」 〔王邁‐謝辟不就啓〕

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普及版 字通 「尺楮」の読み・字形・画数・意味

【尺楮】せきちよ

手紙。

字通「尺」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の尺楮の言及

【尺牘】より

…牘は幅の広い木簡。中国で,古く書翰は,1尺の長さの木牘,きぬ(帛),紙などに書かれたので,尺牘,尺素,尺楮(せきちよ)などの名があるという。書翰が文学ジャンルの一つとして位置を占めたことは,たとえば《文選》に〈書〉という部類が立てられ,そこに司馬遷〈任少卿(じんしようけい)に報ずる書〉や嵆康〈絶交書〉などの作品が収められていることからも知られよう。…

※「尺楮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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