尽期(読み)ジンゴ

デジタル大辞泉 「尽期」の意味・読み・例文・類語

じん‐ご【尽期】

物事の尽きる時期際限最後
「これを分別すとも―あるべからず」〈正法眼蔵発菩提心

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「尽期」の意味・読み・例文・類語

じん‐ご【尽期】

〘名〙
① 物事が尽きる時期。限り。際限。
※本朝文粋(1060頃)一四・為謙徳公報恩修善願文〈菅原文時〉「五内無静日、四運有尽期
※京大二十冊本毛詩抄(1535頃)三「正義に色々に名あれども尽期も無いことぞ」
未来永劫。永久。
③ 「じんご(尽期)の君」の略。
※歌謡・宗安小歌集(1599‐1615頃か)「月を踏んでは女の常候よ、風雨の来(くる)こそ尽期よの」

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