デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「尾上幸蔵(2代)」の解説 尾上幸蔵(2代) おのえ-こうぞう 1855-1934 明治-昭和時代前期の歌舞伎役者。安政2年3月11日生まれ。4代市村家橘(かきつ)の門人となり,江戸市村座で初舞台。名子役として知られた。慶応4年師が5代尾上菊五郎を襲名した際,2代尾上幸蔵を名のる。その後,寿座の重鎮として活躍した。昭和9年2月8日死去。80歳。江戸出身。本名は大橋幸蔵。前名は市村市之助。俳名は幸喬。屋号は大橋屋。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例