尾崎行雄(1)(読み)おざき ゆきお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「尾崎行雄(1)」の解説

尾崎行雄(1) おざき-ゆきお

1858-1954 明治-昭和時代の政治家。
安政5年11月20日生まれ。「新潟新聞」主筆などをへて,立憲改進党の結成に参加。明治23年の第1回総選挙以来衆議院議員に25回連続当選。大隈内閣文相,法相および東京市長を歴任政友会,憲政会などに属し,立憲政治の擁護につとめ「憲政の神様」といわれる。第二次大戦中も反軍国主義をつらぬいた。昭和29年10月6日死去。95歳。相模(さがみ)(神奈川県)出身。慶応義塾中退。号は咢堂(がくどう)。著作に「政戦三十年」など。
格言など】議事堂は名ばかりで実は表決堂である(「憲政の危機」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android