尾池春水(読み)おいけ はるみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「尾池春水」の解説

尾池春水 おいけ-はるみ

1750-1814* 江戸時代中期-後期武士,歌人
寛延3年生まれ。土佐高知藩士。京都で日野資枝(すけき)に国学をまなび,紀貫之の土佐での事跡の顕彰につとめた。天明8年藩政の改革にあたり仕置役(参政)に任じられ,改革を推進。文化10年閏(うるう)11月16日死去。64歳。名は敬永。通称は弾蔵。著作に「紀氏遺蹟考」「吉野記行」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android