尾長(読み)オナガ

デジタル大辞泉 「尾長」の意味・読み・例文・類語

お‐なが〔を‐〕【尾長】

尾の長いこと。
カラス科の鳥。全長37センチくらいで、その半分は尾の長さ。頭は帽子をかぶったように黒く、体は青灰色、尾と翼は青い。アジア東部とヨーロッパイベリア半島分布し、日本では、特に関東人里に多い。
[類語]懸巣かけすかささぎ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「尾長」の意味・読み・例文・類語

お‐なが を‥【尾長】

〘名〙
① カラス科の鳥。全長約三七センチメートルで、尾は長く約二〇センチメートル。くちばし頭部黒色、腹は白く、背は青灰色で尾と翼は青い。イベリア半島、東アジアに分布、日本では、本州の一部に分布し、とくに関東平野に多く、人家付近にすむ。〔塵袋(1264‐88頃)〕
金魚一種りゅうきん(琉金)」の異名。《季・夏》
※西京繁昌記(1877)〈増山守正〉初「金鯽あり、紅鯉あり、尾長あり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「尾長」の解説

尾長 (オナガ)

学名Cyanopica cyana
動物。カラス科の鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android