尿意(読み)にょうい

精選版 日本国語大辞典 「尿意」の意味・読み・例文・類語

にょう‐い ネウ‥【尿意】

〘名〙 小便をしたいという感覚。「尿意を催す」
※白い壁(1934)〈本庄陸男〉二「一人子供の尿意が忽ちすべての子供に感染した」

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デジタル大辞泉 「尿意」の意味・読み・例文・類語

にょう‐い〔ネウ‐〕【尿意】

小便がしたいという生理的感覚。「尿意を催す」
[類語]小用こよう小用しょうよう排泄排尿放尿遺尿利尿頻尿用便手水ちょうず用足し寝小便立ち小便連れ小便おねしょ失禁ちびる用を足す

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の尿意の言及

【自律神経系】より

…骨盤内臓神経に含まれる副交感神経系求心性要素をなすものは,脊髄の第2~4仙髄の高さの脊髄神経節の内部に細胞体を有し,末梢側突起(知覚性軸索)を骨盤内の臓器にまで伸ばし,中枢側突起を仙髄に進入させているような知覚性ニューロンである。この種のニューロンが伝える骨盤内臓器からの刺激には,膀胱壁伸展度を伝える機械刺激(尿意),妊娠子宮壁の収縮度を伝える機械刺激(陣痛)など,意識にのぼるものが少なくない。このような求心性刺激に応じた内臓反射も引き起こされるのであるが,その際に正常状態下では,ある程度までは内臓反射(排尿や分娩)の発現が大脳皮質による意志の統制下に置かれ,場所や状況が適当であるか否かの判断がからむ点が特異である。…

※「尿意」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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