居催促(読み)いざいそく

精選版 日本国語大辞典 「居催促」の意味・読み・例文・類語

い‐ざいそく ゐ‥【居催促】

〘名〙 (「いさいそく」とも) その場にすわり込んで、しつこく催促すること。
浄瑠璃神霊矢口渡(1770)三「サアどふだどふだと二人して恋の手詰の居催促(ヰサイソク)、聞程つらき身の難儀

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「居催促」の意味・読み・例文・類語

い‐ざいそく〔ゐ‐〕【居催促】

《「いさいそく」とも》座りこんで催促すること。
「方々から借金取が来て、新吉に新吉にと―でもされちゃア」〈円朝真景累ヶ淵

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android