屋敷改(読み)やしきあらため

精選版 日本国語大辞典 「屋敷改」の意味・読み・例文・類語

やしき‐あらため【屋敷改】

〘名〙 江戸幕府職名書院小姓組両番から出役して、江戸府内の武家社寺庶民屋敷・屋敷地に関する検査をつかさどった。若年寄支配
御触書寛保集成‐三八・元祿九年(1696)七月「只今迄有来屋敷坪数并家作坪数之書付、屋敷改之方え可被出置事」

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デジタル大辞泉 「屋敷改」の意味・読み・例文・類語

やしき‐あらため【屋敷改】

江戸幕府の職名。書院番小姓組出役で、若年寄の支配に属し、屋敷に関する一切の事務をつかさどった。新地奉行。

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