山が見える(読み)やまがみえる

精選版 日本国語大辞典 「山が見える」の意味・読み・例文・類語

やま【山】 が=見(み)える[=見(み)られる]

前途見込みがつく。難所や困難な時期を乗り切って、将来の見通しが立つ。
浮世草子・色里三所世帯(1688)下「相手も山も見えぬむさし野に」
物事最盛期を過ぎる。下り坂にむかう。
※銀座川(1950‐51)〈井上友一郎〉序「あの商売も、もう山が見えてるわよ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「山が見える」の意味・読み・例文・類語

やま・える

事が進んで、完成までの見通しがつく。「難工事もどうやら―・えた」

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