山クラゲ(読み)やまクラゲ

百科事典マイペディア 「山クラゲ」の意味・わかりやすい解説

山クラゲ【やまクラゲ】

中国野菜一種キク科の茎チシャの長い茎を細く裂いて乾燥させたもの。たっぷりの水でもどして適当な長さに切り,炒め物やあえ物,煮物漬物などにする。コリコリした歯ごたえがクラゲに似ているのでこの名がある。茎チシャには茎が長くて細いものから短くて太いものまであるが,いずれも生のものは皮をむいて,若い葉とともに炒めたり,生食にする。シャキシャキして歯切れがよい。日本でも中国料理用に少量栽培されている。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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