山口佐美麻呂(読み)やまぐちの さみまろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山口佐美麻呂」の解説

山口佐美麻呂 やまぐちの-さみまろ

?-? 奈良時代の官吏
天平(てんぴょう)20年(748)造東大寺司の主典(さかん)となる。のち紫微中台(しびちゅうだい)の大疏(だいさかん)をかね,天平宝字(てんぴょうほうじ)5年甲斐守(かいのかみ)。藤原仲麻呂の乱に連座したが,神護景雲(じんごけいうん)3年称徳天皇の由義宮(ゆげのみや)行幸にしたがい,ゆるされた。名は沙弥万呂,沙美万呂ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android