山塞・山砦(読み)さんさい

精選版 日本国語大辞典 「山塞・山砦」の意味・読み・例文・類語

さん‐さい【山塞・山砦】

〘名〙 山の中に築いたとりで。また、山賊などのすみかをいう。
読本椿説弓張月(1807‐11)後「山塞(サンサイ)に留りたる勇士等は、すべて平家の悪政を疎み、為朝の智勇を景慕する、武士浪人なりければ」 〔宋史‐岳飛伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android