山本琴谷(読み)やまもと きんこく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山本琴谷」の解説

山本琴谷 やまもと-きんこく

1811-1873 江戸時代後期の画家
文化8年3月生まれ。石見(いわみ)(島根県)津和野藩家老の多胡逸斎(たご-いっさい)にまなび,江戸で桜間青涯,渡辺崋山に師事する。人物,山水を得意とし,嘉永(かえい)6年津和野藩絵師となった。明治6年10月13日死去。63歳。石見出身。本姓吉田。名は謙。字(あざな)は子譲。作品に「遊魚図」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android