山本KID徳郁(読み)やまもと きっど のりふみ

知恵蔵mini 「山本KID徳郁」の解説

山本KID徳郁

格闘家。1977年3月15日、神奈川県川崎市生まれ。父の郁栄(いくえい)は72年のミュンヘン五輪代表、姉の美憂と妹の聖子は世界女王と、レスリング一家で育つ。5歳からレスリングを始め、高校時代に単身でアメリカに渡ってレスリング修行に励む。その間、アリゾナ州王者に3度輝いた。帰国後は山梨学院大学に入学し、全日本学生選手権大会で優勝を果たす。2000年にシドニー五輪出場を目指すも叶わず、01年より総合格闘技に転向して格闘技団体「修斗」でプロデビューする。その後、K-1やHERO’Sなどの大会で活躍した。18年9月18日、死去した。享年41。

(2018-9-20)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android