山田[町](読み)やまだ

百科事典マイペディア 「山田[町]」の意味・わかりやすい解説

山田[町]【やまだ】

千葉県北東部,香取郡の旧町。下総(しもうさ)台地上に位置する。農業中心とし,米,野菜栽培畜産などが盛ん。カーネーションなどの花卉(かき)栽培も行われている。府馬の大クス(天然記念物)がある。2006年3月,佐原市,香取郡小見川町,栗源町と合併し市制香取市となる。51.54km2。1万1457人(2003)。

山田[町]【やまだ】

宮崎県南部,北諸県(きたもろかた)郡の旧町。都城(みやこのじょう)盆地の北西部にあたり,山林原野が広い。農業が盛んで,米作のほか,畜産が盛んで,タバコサトイモなども産する。吉都(きっと)線が通じる。2006年1月北諸県郡高崎町,高城町,山之口町と都城市へ編入。62.20km2。8722人(2003)。

山田[町]【やまだ】

岩手県東部,下閉伊(しもへい)郡の町。船越半島突出山田湾船越湾奥に主集落山田,船越があり山田線が通じる。サケを漁獲するほか,カキ,ホタテなどの養殖も盛ん。三陸復興国立公園に属し,大島,小谷鳥(こやどり)海岸,霞露(かろ)岳がある。東日本大震災で,町内において被害が発生。262.81km2。1万8617人(2010)。

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