山科流(読み)ヤマシナリュウ

デジタル大辞泉 「山科流」の意味・読み・例文・類語

やましな‐りゅう〔‐リウ〕【山科流】

衣紋えもん流派室町時代から山科家がつかさどった装束製作着用法。天皇皇太子の装束調進・衣紋原則としてこの流儀で行われている。→高倉流

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精選版 日本国語大辞典 「山科流」の意味・読み・例文・類語

やましな‐りゅう ‥リウ【山科流】

〘名〙
① 衣紋の流派の一つ高倉家とともに、公家装束の仕立方や着用の衣紋をつかさどった山科家の技法
棒術一流。〔随筆・嬉遊笑覧(1830)〕

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