山茶(読み)サンチャ

デジタル大辞泉 「山茶」の意味・読み・例文・類語

さん‐ちゃ【山茶】

山野に自生する茶の木。
ツバキ漢名

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「山茶」の意味・読み・例文・類語

さん‐ちゃ【山茶】

〘名〙
山地に産する茶。
※宝慶記(1253)「不旧損山茶。及風病薬
植物つばき(椿)」の漢名。〔永祿五年本節用集(1562)〕 〔張耒‐病起登畳嶂楼詩〕

やま‐ちゃ【山茶】

〘名〙 農家などで自家用に栽培した茶の木から製した茶。
読本・松染情史秋七草(1809)四「いと信(まめ)やかに管待(もてな)して、山茶(ヤマチャ)烹て喫せ」

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動植物名よみかた辞典 普及版 「山茶」の解説

山茶 (ツバキ)

学名Camellia japonica
植物。ツバキ科の常緑高木,薬用植物

山茶 (サンチャ)

植物。ツバキ科の常緑小高木,園芸植物サザンカ別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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