山行(読み)さんこう

精選版 日本国語大辞典 「山行」の意味・読み・例文・類語

さん‐こう ‥カウ【山行】

〘名〙
山中を旅して歩くこと。
菅家文草(900頃)二・臨別送鞍具総州春別駕「山行莫忘浮雲上、歳暮当思蹈雪中」 〔史記‐夏本紀〕
② 山に遊びに行くこと。山歩きをすること。山遊び。
花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉五三「衆客野外別業に招き、今日は舟行し明日は山行(サンカウ)し」 〔謝霊運‐山居賦〕

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デジタル大辞泉 「山行」の意味・読み・例文・類語

さん‐こう〔‐カウ〕【山行】

山に遊びに行くこと。山遊び。また、登山に行くこと。「連休山行計画」
山の中を通って行くこと。山中の旅行

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「山行」の読み・字形・画数・意味

【山行】さんこう(かう)

山を行く。〔史記、夏紀〕陸行には車に乘り、水行にはに乘り、泥行には橇(そり)に乘り、山行には(きよく)(山行きの屐)に乘る。

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