山路 閑古(読み)ヤマジ カンコ

20世紀日本人名事典 「山路 閑古」の解説

山路 閑古
ヤマジ カンコ

昭和期の化学者,俳人,古川柳研究家



生年
明治33(1900)年10月13日

没年
昭和52(1977)年4月10日

出生地
静岡県静岡市鷹匠町

本名
萩原 時夫(ハギワラ トキオ)

学歴〔年〕
東京帝国大学理学部卒

経歴
東京高等商船学校などを経て、共立女子大教授となった。川柳を阪井久良岐に、俳句高浜虚子に、俳諧連句を根津芦丈に学び、古川柳研究では第一人者といわれた。昭和37年神奈川県・大磯町の鴫立庵第19代庵主となり、在庵15年に及んだ。著書に「古川柳」「末摘花夜話」「古川柳名句選」「鴫立庵記」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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