精選版 日本国語大辞典 「山道」の意味・読み・例文・類語
やま‐みち【山道】
〘名〙
※万葉(8C後)七・一二六一「山守りの里へ通ひし山道(やまみち)そ茂くなりける忘れけらしも」
② 仏道修行のために山里の寺などにはいる道。仏道修行に赴く道。
※源氏(1001‐14頃)若菜上「そむきにしこの世に残る心こそ入る山みちのほだしなりけれ」
③ 模様の一つ。ジグザグ模様をいう。やまみちがしら。
※甲陽軍鑑(17C初)品一七「旗白地黒山道(やまミチ)」
せん‐どう ‥ダウ【山道】
[1] 〘名〙 内陸部を通る道。さんどう。
※続日本紀‐天平九年(737)四月戊午「差二帰服狄和我君計安塁一、遣二山道一」
※吾妻鏡‐文治元年(1185)一〇月二九日「経二山道一可レ参二会于近江美濃等所々一之由」
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