山里ぶ(読み)ヤマザトブ

デジタル大辞泉 「山里ぶ」の意味・読み・例文・類語

やまざと・ぶ【山里ぶ】

[動バ上二]《「ぶ」は接尾語山里のようである。田舎じみる。
「―・びたる網代あじろ屏風などの、ことさらに事そぎて」〈椎本

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「山里ぶ」の意味・読み・例文・類語

やまざと‐・ぶ【山里ぶ】

〘自バ上二〙 (「ぶ」は接尾語) 山里のようである。山里人のように見える。いなかじみる。ひなびる。さとぶ。山里めく。
源氏(1001‐14頃)橋姫「山ざとびたる若人どもは、さしいらへむ言の葉も覚えで」

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