山野忠彦(読み)やまの ただひこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山野忠彦」の解説

山野忠彦 やまの-ただひこ

1900-1998 昭和後期-平成時代の樹医
明治33年6月25日生まれ。中央大中退ののち,朝鮮山林を経営。戦後,大阪市の公園管理などにたずさわり,樹木の治療技術を研究。みずから樹医を名のり,静岡県「熊野の長藤」,奈良「法隆寺の松」など,全国の1200本以上の名木,古木の治療にあたった。昭和63年吉川英治文化賞。平成10年9月25日死去。98歳。大阪出身。著作に「木の声がきこえる」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android