岡田誠三(読み)オカダセイゾウ

デジタル大辞泉 「岡田誠三」の意味・読み・例文・類語

おかだ‐せいぞう〔をかだセイザウ〕【岡田誠三】

[1913~1994]小説家大阪の生まれ。新聞社特派員として南方に従軍し、その経験から戦争を描いた小説や歴史ものを執筆する。「ニューギニヤ山岳戦」で直木賞受賞。他に「定年後」「雪華の乱」「字余り人生」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡田誠三」の解説

岡田誠三 おかだ-せいぞう

1913-1994 昭和-平成時代の小説家。
大正2年3月8日生まれ。昭和11年朝日新聞大阪本社にはいる。特派員として従軍した体験をかいた「ニューギニヤ山岳戦」で19年直木賞。43年定年退職して執筆に専念,「定年後」「雪華の乱」などを発表した。平成6年6月21日死去。81歳。大阪出身。大阪外国語学校(現大阪外大)卒。

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