岡野石圃(読み)おかの せきほ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡野石圃」の解説

岡野石圃 おかの-せきほ

?-? 江戸時代後期の画家
文政(1818-30)ごろの人。京都にすみ,清(しん)(中国)の「芥子園(かいしえん)画伝」をみてまなぶ。のち清の画家伊孚九(い-ふきゅう)風の手法をおさめ,池大雅と肩をならべると称された。伊勢(いせ)(三重県)出身。名は享。字(あざな)は元震。別号に雲津,大和主人。著作に「石圃百名山譜」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android