(読み)オカ

デジタル大辞泉 「岡」の意味・読み・例文・類語

おか【岡】[姓氏]

姓氏の一。
[補説]「岡」姓の人物
岡鬼太郎おかおにたろう
岡潔おかきよし
岡研介おかけんかい
岡鹿之助おかしかのすけ
岡白駒おかはっく
岡晴夫おかはるお
岡麓おかふもと

こう【岡】[漢字項目]

[音]コウカウ)(呉)(漢) [訓]おか
学習漢字]4年
小高いところ。おか。「岡陵こうりょう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本歴史地名大系 「岡」の解説


おか

和歌山城の南、奥山おくやまともよばれた岡山とその東側一帯の地域の呼称。「続風土記」は「東は広瀬・塩道村に接し、西は吹上に接し、南は新堀川に至り、北は内郭に堺す」と記す。名草なくさ雑賀さいか庄岡村に含まれていたが、城下町建設で北西部の城郭に近い岡山東麓一帯が武家屋敷地とされた。「続風土記」は「岡の地は諸士の邸宅にして弁財天山・岡ノ谷・奥山鷹匠町・車坂・禅林寺坂・三年坂・藪ノ町・松原ノ扇芝・眼鏡池等の小名あり」と記す。


おか

[現在地名]津南町谷内 岡

谷内やち村の枝村。本村の南にある。東には天上てんじよう山がある。元禄七年(一六九四)の妻有組村名書上帳(福原氏蔵)によると、万治二年(一六五九)の開発。天和三年(一六八三)検地帳(藤木駒治氏蔵)には「谷内村之内岡新田」とある。田四町六反余・畑一町四反余、屋敷持は五人。


おか

上内かみうち地区の南、上徳うわとこ(二五八・一メートル)の北西麓の字岡に比定される。天文一九年(一五五〇)頃のものと推定される年月日欠の三池氏等知行坪付(田尻家文書/佐賀県史料集成七)に田尻氏知行分の村付のうちに「おか」三町がみえる。おそらく三池親員の闕所地で、田尻親種に加増されたものであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「岡」の意味・わかりやすい解説


おか

奈良県中部,明日香村の中心集落。飛鳥地方の中心地でもあり,西国三十三ヵ所第7番の札所岡寺 (竜蓋寺) の門前町として発達。史跡の伝飛鳥板蓋 (いたぶき) 宮跡などがある。

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世界大百科事典(旧版)内のの言及

【豊後国】より

…結果は,1591年の23万6000石余を大きく上回る37万8000余石(42万石ともいう)の打出しとなっている。 豊臣秀吉は93年から翌年にかけて日田郡隈(くま)に宮木長次,国東郡高田に竹中重利,富来に筧(かけい)(垣見)家純,安岐に熊谷直陳,直入郡岡(竹田)に中川秀成,大分郡府内に早川長敏,海部郡臼杵に福原直高を配し,残りの蔵入地は,山口,太田一吉,毛利高政などを代官としたほか,大名にも預り支配させた。関ヶ原の戦直前までに,府内,臼杵,木付(杵築)などでは短期間の領主交代がなされており,国東,速見郡には細川忠興が領地を得ている。…

※「岡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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