デジタル大辞泉 「岩が根」の意味・読み・例文・類語 いわ‐が‐ね〔いは‐〕【岩が根/▽石が根】 1 イラクサ科の落葉低木。暖地に自生し、高さ約2メートル。枝は斜めに伸び、暗紫色。葉は長楕円形で先がとがり、縁にぎざぎざがある。雌雄異株。小花が球状に群がってつく。胡椒木こしょうぼく。やぶまお。かわしろ。2 《「ね」は大地に固定しているもの、の意》大岩。岩根。「―のこごしき山に入りそめて山なつかしみ出でかてぬかも」〈万・一三三二〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例