岩井半四郎(初代)(読み)いわい はんしろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岩井半四郎(初代)」の解説

岩井半四郎(初代) いわい-はんしろう

1652-1699 江戸時代前期の歌舞伎役者
承応(じょうおう)元年生まれ。生家は扇商。立役(たちやく)をつとめて天和(てんな)のはじめ大坂で名をあげ,元禄(げんろく)元年京都での「けいせい玉手箱」で坂田藤十郎とともに好評をえた。翌年座本をかね,嵐三右衛門とならぶ地歩をきずいた。実事を得意とした。元禄12年4月3日死去。48歳。摂津有馬(兵庫県)出身。前名は岩井半之助,半太夫。屋号大和屋

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android