岩尾内ダム(読み)いわおないだむ

日本歴史地名大系 「岩尾内ダム」の解説

岩尾内ダム
いわおないだむ

[現在地名]上川郡朝日町字岩尾内

町域東部、天塩川上流の岩尾内地区に北海道開発局旭川開発建設部によって建設されたコンクリート重力式ダム。高さ五八メートル、堤頂長四四八メートル、最高水位以下面積五一六ヘクタール、総貯水容量一億七七〇万立方メートルに及ぶ。ダム建設運動は昭和二六年(一九五一)発電所の設置と農業用水確保を求めた周辺町村の陳情に始まり、同二八年には天塩川水系総合開発期成会が結成された。翌二九年から開発局や北海道による調査が始まり、同三八年に建設が決定した。同四〇年着工、同四五年灌水を開始した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「岩尾内ダム」の解説

岩尾内ダム

北海道士別市朝日町の天塩川水系天塩川に建設された多目的の重力式コンクリートダム。堤高58メートル。1970年竣工。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

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