岩崎運河(読み)いわさきうんが

世界大百科事典(旧版)内の岩崎運河の言及

【尻無川】より

…江戸時代の尻無川は九条島と寺島,勘助島との間を流れ,下流では市岡,泉尾などの新田開発が進んだ。大正期に入って,大阪築港工事の一環として川幅が拡張され,岩崎運河,大正運河,千歳運河の掘削や埋立地造成が進んだため,造船,ガス,金属,機械の工場が河岸に進出し,臨海工業地区となった。1952年に上流は埋め立てられ,岩崎運河のみで木津川と連絡することとなったが,下流左岸の大正内港は,国内貿易埠頭と鉄鋼埠頭を設置する大阪港の物流基地である。…

※「岩崎運河」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android