岩津松平(読み)いわつまつだいら

世界大百科事典(旧版)内の岩津松平の言及

【松平氏】より

…このころ岡崎(光重),安城(親忠),能見(のうみ)(光親),長沢(親則),形原(かたのはら)(与副),竹谷(たけのや)(守家),五井(ごい)(忠景)らの庶家が成立したが,形原以下の宝飯(ほい)郡西部に分立した庶家が信光の子であった確証は見られない。信光のあとは長子親長(岩津家)がついだとみられるが,岩津松平一族は1506‐08年(永正3‐5)の今川氏との戦闘で滅び,後裔や系譜は不明である。
[戦国大名への道]
 岩津家に代わって松平氏の惣領となるのは,信光三男という親忠を初代とする安城家である。…

※「岩津松平」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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