岬[町](読み)みさき

百科事典マイペディア 「岬[町]」の意味・わかりやすい解説

岬[町]【みさき】

千葉県南東部,夷隅(いすみ)郡の旧町。夷隅川河口の低地を占め,外房線が通じる。米,野菜,果樹を産する。漁業では,タコ,タイ,ヒラメなど水揚が盛ん。太東(たいとう)崎など海岸南房総国定公園一部。2005年12月,夷隅郡夷隅町,大原町と合併し市制いすみ市となる。46.66km2。1万5191人(2003)。

岬[町]【みさき】

大阪府南西部,大阪湾に面する泉南郡の町。中心の深日(ふけ)は和歌山へ至る孝子(きょうし)街道(国道26号線)が通じ,展望にすぐれ,古来和歌にもよまれた地。南海電鉄多奈川線が通じており,鋳物工業を行うほか,米作,ワカメ養殖も行う。泉州瓦特産火力発電所がある。49.18km2。1万7504人(2010)。

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