岸上大作(読み)きしがみ だいさく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岸上大作」の解説

岸上大作 きしがみ-だいさく

1939-1960 昭和時代後期の歌人
昭和14年10月21日生まれ。高校時代歌誌「まひる野」に入会。昭和35年国学院大在学中,六○年安保闘争をうたった短歌40首が「短歌研究」新人賞佳作となる。同年12月5日闘争と恋への挫折感をかきのこして自殺。21歳。のち歌集「意志表示」と日記が刊行され,青年層の共感をよんだ。兵庫県出身。
格言など】かがまりてこんろに赤き火をおこす母とふたりの夢つくるため(「意志表示」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android