岸根栗(読み)がんねくり

事典 日本の地域ブランド・名産品 「岸根栗」の解説

岸根栗[果樹類]
がんねくり

中国地方山口県地域ブランド
岩国市で生産されている。数百年前、岩国市美和町岸根の山麓自生の栗の木に大栗の木を接ぎ木したことが始まりとされている。1913(大正2)年、地名をとって岸根栗と命名された。一粒が普通の栗の1.5倍〜2倍にもなる実の大きさが特徴。収穫後、いったん低温貯蔵してから出荷されるため、糖度が増し甘く熟成された栗となる。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「岸根栗」の解説

岸根(がんね)栗

山口県岩国市、茨城県で生産されるクリ。晩生。大玉で日持ちがよく、ほくほくとした良好な食味。山口県の在来種名称原産地の山口県岩国市美和町岸根の地名から。

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