岸沢式佐(初代)(読み)きしざわ しきさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岸沢式佐(初代)」の解説

岸沢式佐(初代) きしざわ-しきさ

1730-1783 江戸時代中期の浄瑠璃(じょうるり)三味線方
享保(きょうほう)15年生まれ。右和左古式部(うわさ-こしきぶ)の門人。明和5年初代佐々木市蔵没後,初代常磐津(ときわず)文字太夫の三味線ひき,式佐から2代古式部と改名。翌年立三味線となった。天明3年9月24日死去。54歳。作品に「善知鳥(うとう)」「荵売(しのぶうり)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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