岸沢式佐(1世)(読み)きしざわしきさ[いっせい]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「岸沢式佐(1世)」の意味・わかりやすい解説

岸沢式佐(1世)
きしざわしきさ[いっせい]

[生]享保15(1730)
[没]天明3(1783)
常磐津節三味線方岸沢派家元。豊後節三味線方右和佐古式部の門弟明和6 (1769) 年1世常磐津文字太夫立三味線となり,岸沢式佐から2世岸沢古式部と改名作曲善知鳥 (うとう) 』『双面 (ふたおもて) 』など。以後代々常磐津節の立三味線となり,式佐晩年にはたいていは古式部と称する。

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