岸沢式佐(9代)(読み)きしざわ しきさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岸沢式佐(9代)」の解説

岸沢式佐(9代) きしざわ-しきさ

1892-1979 大正-昭和時代の浄瑠璃(じょうるり)三味線方
明治25年3月15日生まれ。7代(8代)岸沢式佐養子で,3代巳佐吉(みさきち)を名のる。大正10年岸沢派家元9代を襲名。昭和2年養父に実子があるため式佐の名を返上して常磐津(ときわず)勘右衛門となり,常磐津正派をおこした。昭和54年死去。87歳。本名は小松原正一。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android