峭壁(読み)しょうへき

精選版 日本国語大辞典 「峭壁」の意味・読み・例文・類語

しょう‐へき セウ‥【峭壁】

〘名〙 きりたったけわしいがけ。
※閻浮集(1366頃)古巖「混沌未分先一着、嶮如峭壁滑如苔」
雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉下「前面の峭壁(セウヘキ)上より数条の水簾(すゐれん)を瀉下(しゃか)し」 〔杜牧‐山寺詩〕

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デジタル大辞泉 「峭壁」の意味・読み・例文・類語

しょう‐へき〔セウ‐〕【×峭壁】

切り立った険しいがけ。

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普及版 字通 「峭壁」の読み・字形・画数・意味

【峭壁】しよう(せう)へき

切りたった崖。陳・後主巫山高〕楽府 巫山、巫峽(ふけふ)深し 峭壁、春林に聳ゆ

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