島梟(読み)シマフクロウ

デジタル大辞泉 「島梟」の意味・読み・例文・類語

しま‐ふくろう〔‐ふくろふ〕【島×梟】

フクロウ科の鳥。全長70センチくらい。全身褐色で黒い縞がある。北海道森林にすむ。コタンクルカムイ。 冬》

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精選版 日本国語大辞典 「島梟」の意味・読み・例文・類語

しま‐ふくろう ‥ふくろふ【島梟】

〘名〙 フクロウ科の大形の鳥。日本にすむフクロウ類中で最大の種類。全長約七〇センチメートル、翼開張は二メートルを超える。体色は淡い灰褐色で、黒褐色の幅の狭い斑紋があり、足の先は裸出している。森林にすみ、ホーホーホーと鳴く。飛ぶ時に羽音をたてず、サケなどを捕食する。アイヌ語ではコタンクルカムイという。北海道、サハリン千島沿海州などに分布。天然記念物。《季・冬》 〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「島梟」の解説

島梟 (シマフクロウ)

学名Ketupa blakistoni
動物。フクロウ科の鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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