島雪舸(読み)しま せっか

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「島雪舸」の解説

島雪舸 しま-せっか

1863-1893 明治時代の彫刻家
文久3年生まれ。島雪斎(せっさい)の子。東京で兄雪洞に木彫をまなぶ。大正天皇幼時の玩具木馬をつくり,名をあげる。のち大阪にうつり,大阪美術協会の名誉職員となり,各種の展覧会入賞。シカゴ博覧会に「井伊大老像」を出品。明治26年9月21日死去。31歳。越前(えちぜん)(福井県)出身幼名は三多吉。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android