崎山利兵衛(読み)さきやま りへえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「崎山利兵衛」の解説

崎山利兵衛 さきやま-りへえ

1797-1875 江戸後期-明治時代陶工
寛政9年生まれ。紀伊(きい)有田郡(和歌山県)の人。海部郡(あまぐん)宇須で高松窯をひらく。文政10年和歌山藩の許可をえて,郷里に男山(おとこやま)焼の窯をひらき経営にあたる。藩主徳川治宝(はるとみ)のあつい保護をうけた。明治8年2月死去。79歳。養子が2代をつぐが,明治11年廃窯。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android