デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「嵐璃珏(2代)」の解説 嵐璃珏(2代) あらし-りかく 1812-1864 江戸時代後期の歌舞伎役者。文化9年生まれ。2代嵐吉三郎の門から2代嵐璃寛(初代嵐璃珏)の門にうつる。天保(てんぽう)2年2代璃珏を襲名。立役(たちやく)と女方をかね,怪談物と早変わりを得意とした。当たり役は「お染の七役(ななやく)」「皿屋敷」のお菊など。元治(げんじ)元年7月14日死去。53歳。大坂出身。初名は嵐市太郎。前名は嵐芳三郎(2代)。俳名は璃玉,佳香。屋号は豊島屋。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例