嵩む(読み)カサム

デジタル大辞泉 「嵩む」の意味・読み・例文・類語

かさ・む【×嵩む】

[動マ五(四)]
体積分量数量が増える。「荷が―・む」「本代が―・む」
他に比べて程度が勝る。
「(義経ハ)頼朝に―・みて見ゆ」〈盛衰記四六
増長する。勢いに乗じる。
「駿河義元公、あまり―・みて信長に負け」〈甲陽軍鑑一四
[類語]かさばる大きい大きな大いなるでかいでっかいどでかい馬鹿でかい大振り大形大柄大口大作り大粒粗大肥大ビッグ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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