嵯峨寿安(読み)さが じゅあん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「嵯峨寿安」の解説

嵯峨寿安 さが-じゅあん

1840-1898 明治時代のロシア語学者。
天保(てんぽう)11年5月生まれ。嵯峨正作の兄。明治2年加賀金沢藩よりロシア留学の命をうけ,シベリアを横断してペテルブルグにはいった。7年帰国,のち開拓使,文部省,内閣官報局,参謀本部などにつとめた。明治31年12月15日死去。59歳。本名は一正。号は萩浦

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android