朝日日本歴史人物事典 「川端千枝」の解説
川端千枝
生年:明治20.8.9(1887)
大正昭和の歌人。神戸市出身。大正2(1913)年に作歌をはじめ,前田夕暮に認められ『白い扇』(1932)で地歩を築いたが,流された恋愛説によって師のもとを去らざるを得なくなるなど美貌によって曲折,波乱の生涯を送った。歌風は豊かな抒情性が特色。著作集に『川端千枝全歌集』(1934)がある。
(渡辺澄子)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
(渡辺澄子)
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