川部粛之助(読み)かわべ しゅくのすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川部粛之助」の解説

川部粛之助 かわべ-しゅくのすけ

1831-1868 幕末武士
天保(てんぽう)2年生まれ。播磨(はりま)(兵庫県)林田藩士。藩儒河野鉄兜(てっとう)にしたがって諸藩に遊学し,儒学や詩文をおさめる。帰藩後,藩校敬業館の助教となる。鳥羽(とば)・伏見の戦いに第二小隊の副隊長として従軍。慶応4年4月京都で病死した。38歳。名は充。通称は別に千二。号は旆川(はいせん)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android