川鉄商事(読み)かわてつしょうじ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「川鉄商事」の意味・わかりやすい解説

川鉄商事
かわてつしょうじ

鉄鋼専門商社。1954年川崎製鉄の製品販売を目的として設立。鋼材中心から化学品,燃料,機械,物資など取り扱い品を広げて総合化を推進した。また,不動産,エレクトロニクス,新素材,OA機器,サービス,レジャーなどの分野に進出した。1999年野崎産業を合併。2004年8月エヌケーケートレーディングと経営統合し,持株会社 JFE商事ホールディングスを設立,その傘下に入る。同年 10月,事業別(鉄鋼,食品,半導体,不動産)に会社分割,川鉄商事の鉄鋼部門とエヌケーケートレーディングが合併して JFE商事となった。2012年4月 JFE商事ホールディングスを合併。同年 10月ジェイエフイーホールディングス(JFEホールディングス)の完全子会社となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android