巣居（読み）そうきょ

精選版 日本国語大辞典

そう‐きょ サウ‥【巣居】

〘名〙

① 木の上に巣を作ってすむこと。〔文明本節用集（室町中）〕 〔荘子‐盗跖〕

② 住居。すみか。

※続日本紀‐養老四年（720）六月壬辰「遣_二〈略〉大伴宿禰旅人_一、誅_二罰其罪_一、尽_二彼巣居_一」

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【巣居】そう（さう）きよ

樹上にすむ。〔戦国策、趙一〕三國の兵、晉陽に乘じてに戰ふ。三、拔くこと能はず。因りて～晉水を決して之れに(そそ)ぐ。晉陽を圍むこと三年、中居して處(を)り、釜を懸けて炊ぎ、財將(まさ)に盡きんとして、士卒(びやうるい)す。

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出典　平凡社「普及版 字通」