デジタル大辞泉 「左右無し」の意味・読み・例文・類語 そう‐な・し〔サウ‐〕【▽左右無し】 [形ク]《「左右」はあれこれ、とやかく、の意》1 ためらわない。無造作である。「―・くは撃って蒐かかられず」〈紅葉・二人女房〉「―・く湯殿へ行きて、はだかになりて」〈宇治拾遺・三〉2 どちらともつかない。「なほこのこと―・くてやまむ、いとわろかるべし」〈能因本枕・二〇〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例