左証(読み)さしょう

精選版 日本国語大辞典 「左証」の意味・読み・例文・類語

さ‐しょう【左証】

〘名〙 (割符左券の意から) 証拠証左。あかし。
※漢書列伝竺桃抄(1458‐60)張湯第二九「証拠にせうとてぞ。左証と云てぞ」 〔新唐書‐劉知幾伝・知幾嘗議孝経鄭氏学非康成注〕

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デジタル大辞泉 「左証」の意味・読み・例文・類語

さ‐しょう【左証】

《割符の左券の意から》証拠。証左。→左契

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普及版 字通 「左証」の読み・字形・画数・意味

【左証】さしよう

証拠。証拠を挙げて立証する。〔唐書、劉子玄伝〕嘗(かつ)て孝經氏學の、康に非ざるを議し、十二條を擧げて其の(あやま)りを左證す。當(まさ)に古を以て正と爲すべしと。

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